医学生の日常【CBT受験生】

そのへんにいる医学生。TwitterなどのSNSで話題になっていることや普段思っていることを気ままに書いてます。

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医学部再受験は難しい

私立大学医学部の前期日程が終了し、補欠合格がまわり始める時期になりました。

これまでは合格発表や入学手続きのタイミングなどで1人の受験生が複数の合格を持っている状況でしたが、今後はそういう人たちが枠を空けてくれるので段々と補欠がまわるようになります。

補欠を持っている受験生は気が気ではないと思いますが、各々好きなことをしながら気長に待ちましょう。

 

 

さて、今回のテーマは医学部再受験についてです。

タイトルにも書きましたが、はっきり言って医学部の再受験はかなり険しい道のりなので中途半端な気持ちで挑もうとするならやめておいた方がいいと思います。

Twitterで「医学部再受験」と検索すれば多くのユーザーがヒットしますが、実際に医学部に進学できる再受験生はほんの一握りです。私自身が再受験をしているときにもTwitterのアカウントを作って情報収集をしていましたが、多くのフォロワーが道半ばで諦めてしまっていました。

そんなこと言われたってどうしても再受験がしたいんだって人もいますよね、今回はそんな方に向けて医学部再受験を成功させる上で私自身が重要だと考えているポイントをいくつか紹介したいと思います。

 

  • まずは独学で勉強してみる

大前提として、医学部再受験は1年未満で成功することは稀なので複数年掛かることを想定しておく必要があります。

その上でこれがめちゃくちゃ大事になってきます。再受験をしようと決めてからいきなり仕事を辞めてしまったり、大学を休学・退学してしまう人がいます。少しでも多くの時間を受験勉強に使いたいという気持ちはとてもよくわかりますが、いきなり退路を断つという選択はメンタルにとってもよくありません。まずは参考書や問題集、安価な映像授業(スタディサプリ等)で独学をしてみて、それから今後も勉強を続けるかどうかの判断をするといいと思います。

 

  • とにかく基礎を大事にする

インターネットで医学部に向けた勉強法や参考書を検索すると、例えば数学では黄・青チャートや一対一対応、やさしい理系数学といったものを薦めているサイトが散見されます。たしかにこれらの参考書はどれも良書ですが、ブランクのある再受験生や初学者が手を出すには難易度が高く、独学の初めから取り組むべき参考書ではありません。自分の学力を過信せず、ここまで下げるの?と思ってしまうほど基礎的なところから始めるくらいが上滑りをする心配もなくちょうどいいと思います。

 

  • 模試をちゃんと受験する

模試を受験するのは実力がついてから、なんて考えている受験生がいます。もちろん、完全初学でいきなり模試を受けるのは意味がないと思います。しかしながら、完全初学かつ独学であっても何ヶ月か勉強しているのであれば、模試は受験してみた方がいいです。勉強の方向性が間違っていないかどうかがわかるだけでなく、再受験成功の見込みがあるかどうかも肌で感じることができます。

独学で勉強をして模試でも手応えを感じられるようになったら、ようやく予備校に入ることを検討してもいいフェーズだと思います。この見極めのためにも模試は初期のうちから受験するようにしてください。

 

  • 撤退するライン、年数を考えておく

再受験の勉強をすることが自分の人生に与える影響をよく考えておく必要があります。もちろん最終的に合格することができれば多少時間が掛かっていたとしてもプラスに捉えることができますが、何年掛けても合格に至らないことも十分考えられます。(前述したように再受験の成功率は低く、後者になる方がほとんどです)

人の価値観はそれぞれですので必ずしも受験勉強に人生を捧げることがマイナスとは言えませんが、撤退するライン(偏差値等)や年数は考えておいた方が無難です。

私自身は、1年間の独学で河合塾の全統記述模試の二次偏差値(4科目)が60を超えなかった場合、再受験の年数が3年を超えた場合に撤退すると決めていました。

 

 

ここまで長々と医学部再受験について書いてきましたが、今回の記事が迷える医学再受験生にとって少しでも参考になれば幸いです。

頑張れ、全国の医学部再受験生。応援しています。

 

 

 

 

よし、今日は寒いから家でのんびり勉強しよう。(希望的観測)

 

 

 

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